H27「ひょうご住まいの耐震化促進事業」

150422001先日、兵庫県の「わが家の耐震改修促進事業」が、平成27年度から「ひょうご住まいの耐震化促進事業」に事業名称が変更され、一部補助内容の拡充されるようだとの情報をご提供させていただきました。

 

兵庫県が新しいパンフレット等を作成され、受付なども実際に始まっているようですので、ご案内させていただきます。
なお、兵庫県の補助に合わせて、各市町などでも補助事業がじっしされるところがございます。三田市でも補助の実施が確定しているようで、近日中にパンフレット等が提供される予定とのことでした。

 

こちらの情報も随時提供されていくと思いますので、耐震診断、改修をご検討の際には、事前にお問い合わせされるなど、ご確認いただければと思います。

 

また、神戸市は兵庫県とは別の補助事業で実施されていますので、そちらもご注意ください。

 

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H27「ひょうご住まいの耐震化促進事業」

H27「ひょうご住まいの耐震化促進事業」の受付について

 

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今年度まで兵庫県で実施されてきました「わが家の耐震改修促進事業」は、平成27年度から「ひょうご住まいの耐震化促進事業」に事業名称が変更され、一部補助内容の拡充などが行われるようです。

 

まだ事業は正式に始まっていませんので、あくまで予定という状況ですが、概要がわかりましたので、お知らせいたします。

 

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最初に、補助の受付日ですが、発表によると本事業は、平成27年4月1日から受付を開始する予定のようです。

 

また、新たに設けられた市町事業分については、各市町により実施の有無を含め受付状況が変わるようですので、詳細は直接各市町までご確認ください。

 

たぶん、4月に入れば、各市町からも発表などあるかと思います。

 

 

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耐震診断と改修工事について少し

弊社で耐震といいますと、篠山市三田市などにおいて、主に木造の在来工法建物の耐震診断耐震改修工事をさせていただいております。

 

もちろん、2×4工法や鉄骨構造なども可能ですが、取扱い件数は土地柄少ない状況です。残念ながらメーカー独自のプレファブ工法などは対象外になります。

 

さて、耐震診断は、兵庫県の場合、大きくわけて兵庫県と神戸市で行われている補助事業がありますので、最初はそちらを利用していただいてお住まいの現状をお知りになるというのがいいかと思います。

 

 

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「かべつよし」のご提供開始しました。

kaisei01先日、大阪で開催された「かべつよし」の設計・施工技術者講習会に参加してきました。

 

弊社の拠点である三田市篠山市ではなかなかこのような講習会の開催はございませんので、いつも大阪か神戸になります。

 

東京だと言われると難しくなりますが、比較的近い大阪、神戸での講習会はぜひ増やしてほしいものです。
さて、「かべつよし」とは、天井・床を壊さずに耐震補強を行う壁補強キットの名称で、エイム株式会社より販売されています。

 

 

比較的早くから開発販売されてきた工法のため、これまでに42,000棟以上を超える施工実績があるようです。

 

 

天井・床の解体・復旧工事が不要なため、工期を短縮しコストも削減できる工法です。

 

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新耐震基準だから大丈夫?

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建築関連のお仕事をされている方ならみんな知っておられるであろう、日経ホームビルダーのWEB版記事として「リノベブーム再考(1)新耐震基準に満足するな 2015/02/17」が掲載されていました。
昨今の空き家問題が注目されるようになる前から、建物の用途や機能を変更、グレードアップして価値を高める「リノベーション(リノベ)」が注目され始めていました。

 

 

すでに一般の方に定着しているリフォームと違い、リノベーションは、まだまだこれからの言葉なのかも分かりませんが、言葉を知らずとも、増改築と言った言葉の中で、機能の向上も求められ、実行されてきたように思います。

 

 

さて、記事の中では、既存の住宅ストック、つまり中古住宅などの質は玉石混交(事実ですね)だし、今後ますます機能性や質が追求されるようになる時代の中では、リノベーションのブームに乗っかるだけでなく、十分に気をつけないといけないということが指摘されています。
特に命に関わる耐震性の問題点を指摘されています。

 

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何事も基礎が大切なのです。

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お住いの耐震改修でもっとも注目され、TVなどのマスコミでもよく紹介されるのは、壁の耐震補強です。

 

一番基本となる筋交いの補強やそれに代わる形で多くなってきました合板による補強、その他各種メーカから新しい素材による様々な補強方法が紹介されるようになってきました。

 

 

 

 

しかし、実際に耐震補強計画、設計を行うと、全体の評点(耐震性能)の向上に大きく影響を及ぼしているのが「基礎」であることがわかります。

 

木造住宅の場合、昔は玉石の上に直接柱が建てられており、コンクリート製の基礎になってからも鉄筋が入っておらず無筋の基礎という事例も多く存在しています(弊社の拠点である篠山市三田市近隣にも多いです)。

 

特に、この無筋の基礎の場合は、外観からは無筋か有筋なのかの判断がつかないので、ついついコンクリート製だから大丈夫だなと過信してしまうことにつながったりもしてしまいそうです。

 

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20年の節目に耐震診断と改修を。

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27年1月17日、あの阪神淡路大震災から20年を迎えました。兵庫県、特に神戸を中心に阪神淡路地域にお住まいの方にとっては、忘れることができない記憶です。

 

震災後建物の耐震性能に問題があったため、多くの建物が倒壊し、そのために犠牲となった方々が多く出たことが問題となり、建物の耐震化が強く求められました。

 

しかし、20年を経た今も、まだまだ耐震化が十分に進んだとは言えない状況が見受けられます。

 

特に、既存の木造住宅の耐震化は、その効果が認められていますし、ご家族の安心・安全のためには、何よりお住いの耐震化を進めることが大切だと言えるでしょう。

 

 

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共同住宅の耐震改修工事(現況調査)

IMG_1508_097 寒いです!(笑)

兵庫県三田市では、今日も雪が降りました。

 

と言いましても、積もるほどではなく、ちらほらと午前中舞っていたという程度だったのですが、外でお仕事させていただいている際は、やはり寒さが増します。

 

さて、今日は共同住宅の耐震診断・耐震改修のための基礎の現況調査を行ってきましたので、少しご紹介させていただきます。

 

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わが家の耐震改修どうですか? 3

IMG_00013日連続になりますが、本日平成26年10月22日付神戸新聞に「やってみました耐震改修(下)が掲載されていましたので、またまたご紹介させていただきます。

 

今回は(下)と記載されているので、連載の最終記事になるのでしょうか? これで終わりかと思うとちょっと残念ですが、ぜひ、篠山市三田市近隣にお住まいの皆様にもお読みいただきたい内容でした。
さて、見出しに大きく「リフォームは補強の好機」と書かれている通り、リフォームに合わせて耐震改修工事の実施をされた事例が紹介されていました。

 

ひとつ目は、姫路市の事例です。木造2階建て、築60年のお宅。4年前にシロアリの被害により梁が腐っていることが判明し、その際に1,000万円をかけて全面改修されていたのでした。

 

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わが家の耐震改修どうですか? 2

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耐震診断のマニュアル

昨日、神戸新聞に掲載されていた記事をご紹介しましたが、本日平成26年10月21日付神戸新聞にも「やってみました耐震改修(中)」としてその続きが掲載されていましたので、再びご紹介したいと思います。

 

今回は、兵庫県神戸市での2つの事例が紹介されていましたので、近隣でもある、篠山市、三田市の皆様にも大変参考になるかと思います。

 

 

さて、先日の記事の中で紹介されていた事例は、耐震シェルターや耐震ベットの活用といった、導入費用はお安く済むのですが、本来の耐震改修であるお住まいの補強とは少し違った視点での安全対策の導入事例ということでした。

 

命を守るという視点、またはご家族の生活スタイルによっては、ひとつの選択肢としていいものであると考えつつも、私の方からは、可能であれば現行基準にまで届かなくても、やはりお住まいそのものの補強をおすすめしたい旨書かせていただきました。

 

今回の紹介事例は、まさにその方針で安全・安心の確保に取り組まれたものでした。

 

 

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