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2014.10.21

わが家の耐震改修どうですか? 2

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耐震診断のマニュアル

昨日、神戸新聞に掲載されていた記事をご紹介しましたが、本日平成26年10月21日付神戸新聞にも「やってみました耐震改修(中)」としてその続きが掲載されていましたので、再びご紹介したいと思います。

 

今回は、兵庫県神戸市での2つの事例が紹介されていましたので、近隣でもある、篠山市、三田市の皆様にも大変参考になるかと思います。

 

 

さて、先日の記事の中で紹介されていた事例は、耐震シェルターや耐震ベットの活用といった、導入費用はお安く済むのですが、本来の耐震改修であるお住まいの補強とは少し違った視点での安全対策の導入事例ということでした。

 

命を守るという視点、またはご家族の生活スタイルによっては、ひとつの選択肢としていいものであると考えつつも、私の方からは、可能であれば現行基準にまで届かなくても、やはりお住まいそのものの補強をおすすめしたい旨書かせていただきました。

 

今回の紹介事例は、まさにその方針で安全・安心の確保に取り組まれたものでした。

 

 

 

事例のひとつ目は神戸市北区でのもので、耐震診断した結果評点が0.2という、安全基準である1.0からすると5分の1という低い結果がでたお宅のものでした。

 

しかし、検討、見積もりした結果、工事費が182万円、うち補助額が80万円使えたということで、自己負担は102万円で収まるということがわかったので、耐震改修に取り組まれたということでした。

 

 

ただ、この額の投資をするにしても安全基準の1.0という評点にまで補強できるわけではなく、0.7という安全基準に届けばとりあえずよしとする選択をされていたのでした。

 

このあたりの選択が非常に難しいのだとは思います。1.0だととりあえず倒壊しないという安心が得られますが、0.7だとどうなのか?

 

一般の方には非常にわかりにくい部分なので、ここはやはり専門家の意見を聞きながら、ご予算等含め検討が必要なところです。

 

一応0.7であれば地震時に瞬時に倒壊する可能性は低いということで、余震までの間に避難することが可能ではないかと考えられての判断、選択であたのだろうと思います。

 

また、このような1.0に届かない小規模改修に対しても補助対象とされている意義は大きいと思います。

 

ちなみに、こちらのお宅の場合1.0まで補強した場合の見積金額は、440万円だったそうです。

 

 

2つ目の事例は神戸市垂水区のものでした。2階建てのご自慢のマイホームでしたが、耐震診断の結果は評点0.53とのことでした。

 

この評点、定められた基準に基づいて診断した結果でてくる判断基準なのですが、建築基準法改正前の昭和56年以前に建てられた多くの建物は、診断するとほぼ1.0以下で評価されてきます。

 

阪神大震災クラスの地震が来た場合は、倒壊してしまう可能性が非常に高いということです。

 

こちらのお宅では、評点0.53でしたが、やはり安全できる数値でないことは確かな結果と言えるでしょう。

 

そこで、様々な検討をされた結果、柱梁の金具固定、筋交いの増設などをほどこす小規模改修を選択され、評点を0.78にまで向上される選択をされたようでした。

 

この改修に要した費用の額は、リフォーム含めて230万円、うち耐震改修に伴う費用が100万円でしたが、それに対する補助額が27万円あったようでした。

 

 

この事例のように、耐震改修をリフォーム工事と合わせて実施するのは、費用の面でも効果的ですが、何より効率的な補強もできますし、工事が一度で済むなど、お施主様への負担が低く押さえられますので、大変お勧めでもあります。
さて、今回の2つの事例は、どちらも現行基準の評点1.0にまで届かなくてもいいから一定の安全・安心の確保を優先されたというものでした。

 

私も、ご予算その他諸条件を考慮された上で、こういう選択をされるのはありだと思っています。

 

 

地震時に瞬時にお住いが瞬時に倒壊すれば逃げ出すことも困難です。阪神淡路大震災を記憶している皆様は、あの火災の記憶も鮮明ではないでしょうか?

 

とにかく、家屋に閉じ込められることなく避難ですることができれば、その時間を確保することができれば、ご家族の大切なお命を守ることは可能になります。

 

そのための備え、耐震補強はけっして無駄にはならない大切な投資だと思います。

 

 

ここでご紹介した事例をご参考にしていただきながら、改修に必要な工事費については、補強計画、工事方法等でも変わってきますので、ぜひ専門家にご相談の上、耐震改修に取り組まれることをお勧めいたします。

 

兵庫県各市町、神戸市さんでは、耐震診断、耐震改修への補助もされています。

 

とにかく、まずは現在のお住まいの状況を知ることが大切です。

ぜひ、耐震診断を受けていただいて、お住まいの現在の状況をご確認ください。

 

 

 

木造住宅の耐震診断、耐震改修、補強工事、助成制度等関しても、お気軽にお問い合わせください。

中川住研三田営業所 TEL.079-568-0375 または、お問い合わせフォームから。

篠山市、三田市周辺のお客様の場合、比較的に早めにお伺いすることが可能です。