台風被害の復旧工事

台風で屋根瓦が吹き飛ばされました。

昨日は、春の陽気の中、各地で旋風のような強風が吹いたところがあったようでした。

風の力は、本当に強いものですが、昨年は台風被害が多く出た年になりました。

写真は、大阪府南部で被害を受けた屋根のものです。

緊急の対策としてブルーシートが掛けられていました。

台風が過ぎ去ったあとは、屋根瓦がめくれがって無残な状態に

ブルーシートの下は、こんな感じ。

屋根瓦がめくれ上がって無残な状態です。

ここから雨水が侵入して下の居室内も水浸しになりました。

破損した部分を一旦解体して、葺き直しです。

割れてしまった瓦は新材に取り替えとし、再利用可能な瓦は解体撤去した上で、葺き直していきました。

棟は全体がずれていたのですべて解体撤去復旧とし、下屋根も一部破損やずれがあったので、全て補修していきます。

この日の作業は、4人で1日作業して完了となりました。

工事完了です。

少し見にくい写真ですが、こんな感じで復旧作業が無事完了しました。

屋根面の割れてしまったところは、新しい瓦で復旧したのですが、少し色が違ってしまいましたが、遠くからだとほとんど気にならない感じです。

一番は、雨風を凌ぐことですが、その役割はこれで大丈夫。台風で被害を受けたあと、数ヶ月お待ちいただくことになってしまいましたが、これで一安心です。

大阪府南部地域地は、関空の被害が大きく取り上げられていましたが、このような小規模な住宅、店舗から工場のスレート屋根まで、あちらこちらにブルーシートがかけられたままの状態が年末まで続いていたようです。

もう、年号も変わる時期になりましたが、もしかしたらまだまだ工事ができないところが多くのこっているかもわかりません。

突然の災害ですから資金面が一番大きな要因かもわかりませんが、少なからず職人不足が影響していることは間違いなさそうです。

最近は、資材不足も叫ばれるようになってきましたが、これからは、こういう災害復旧もますます時間がかかるようになることになりそうですから、ブルーシートなんかは、数枚防災用品と一緒に備蓄しておくというのも必要になりそうです。

また、なんとか、次の台風シーズンまでには、すべての被害を受けられた建物の補修や補強が完了するといいのですが。

弊社では、このような屋根工事なども対応させていただいておりますが、何分小規模、少人数のため、特に緊急時の対応に限界があります。

できるだけ頑張らせていただいておりますが、対応が遅れる場合があることなど、何卒ご理解、ご容赦のほど、よろしくお願い申し上げます。