破風の補修工事終わりました。

P6011547_1今年もはやいもので、もう6月になりました。

 

おまけに、梅雨にも突入。屋外の仕事が多い弊社にとっては、なかなか大変な季節です。

 

 

さて、以前篠山市内でお世話になっていました工事について「破風(はふ)の補修中です。」と、こちらでご紹介させていただいた工事を無事終わることができました。

 

 

少し前に完了していたのですが、5月はバタバタしていまして、完了後の写真が撮れておりませんでした。

 

 

P6011534_1先日、現場近くへ行かせていただいた際に、ちょっと立ち寄って数枚パシャリと撮影。

 

夕方ちょっと日が落ちてきていた時間で逆光だったのと、何分カメラのセンスがない私が撮影したので、写真の出来については、ご容赦ください。

 

以前の記事では、「金属板で覆います」と書いておりましたが、ご覧のような状態で完成しました。

 

 

写真では、オレンジ色または、茶系の金属板に見えるかと思いますが、これは銅板です。

 

P6011533_1完成時は、銅の輝きも一段とすごく、遠くからでもキラキラ輝いているのがよく見えます。

 

今回も写真はまだまだ輝きが残っている状態ですが、今後日に日に風雨にさらされることで落ち着きを増してくることになります。

 

その後、うまくいけば数十年を経て緑青になるということが期待されるのですが、どうも最近は酸性雨の影響などもあり、腐食がおもったより進行したりする箇所が出てくることもあるようです。

 

特に都市部だと、酸性雨の他に工場や自動車などの排気ガスなども影響しているようで、銅製の雨樋などは穴が開いてしまっていることも見受けられるようになりました。

 

ということで、最近の銅板に見える屋根葺材や雨樋などは、ステンレス製ということが多いのかもわかりません。

 

P6011530_1今回お世話になりましたこちらのお宅には、ぜひお寺や神社の屋根のように、緑青できれいな落ち着いた雰囲気になるまで大切に、末永くと願っております。

 

なお、銅板の利点としては、鉄板のように一定期間で塗り替えなどを行う必要がないというのがあります。

 

これを知ってか知らないのか? 銅板葺の屋根にペンキを塗ることを強く薦めてくる営業がいたりしますが、くれぐれもお気を付けいただきたいものです。

 

 

 

屋根の葺替、改修のほか建物の点検・調査などに関しては、遠慮なくお問い合わせください。

中川住研三田営業所 TEL.079-568-0375 まで。

篠山市、三田市周辺のお客様の場合、比較的に早めにお伺いすることが可能です。