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2014.05.24

屋根の改修工事のタイミング

屋根は、毎日風雨や強い日差しなどからわが家を守り続ける力強い存在です。

 

その大切さはわかっていても、なかなか目につきにくい場所にありますし、雨漏りでもしない限りはその存在、大切さも忘れがちになるのではないでしょうか。

 

でも、この屋根を健全に維持しておかないと、屋根だけではなくわが家全体にまで被害を及ぼしたり、生命財産にかかわるような事故につながるおそれもあります。

 

今回は、そんな大切な屋根の改修工事のタイミングをどのように考えたらいいのか? 一般的な判断基準ということで、皆様のご参考になるようまとめてみたいと思います。

 

まず、屋根の現状から、改修工事のタイミング、どのような対策があるかについて、3つに分けて考えてみることとします。

 

1.屋根の色があせてきた、汚れがひどいなどの場合

140100_K邸_01 よくある、カラーベストコロニアル葺きの屋根材の場合など、黒、グレーや茶系の色が使用されていることが多いかと思います。

 

当然長年風雨や日光にさらされ続けてきているので、塗装の色が白っぽくあせてきます。

 

色があせただけなら直ぐに問題だ!ということにはならないのですが、この段階から次第に防水性能もおちていき、屋根葺き材の一部に水分が染み込むようになります。

 

冬季に寒い地方などでは、染み込んだ水分が凍結し、凍害による屋根材の破損などに繋がる恐れがでてきます。

 

そろそろ屋根の改修を考える時期がきているといえます。

 

 

1-2.対処方法

 

対処方法として一般的なのは、塗装のやりなおし(上塗り)があります。

 

築年数が少ない場合や、劣化の程度が低い場合などは、塗装でいいのではないかと思います。

 

ただ、塗装はメンテナンス効果として新築時と比べれば当然耐久性が劣ります。塗料の種類、塗装方法等によっては、およそ3年から6年しか効果が続かないことがあります。

 

長期間安心して暮らしたいということなら、20年は安心なカバー工法を選択するということもできると思います。

 

 

2.屋根葺き材にひび割れ、苔が生えている、棟や水切りなどの金属部分のサビ、劣化が著しい場合

140100_K邸_02 屋根葺き材の外観、見た目以上に、下地の劣化を心配しはじめなければならない状態になりつつあります。

 

すでに下地が劣化している場合も多々ありますが、下地の補修は屋根葺き材の解体作業が必要となり、かなりの出費と同時に、建築廃材を大量に発生させてしまうことになります。環境にもお財布にも優しくない改修工事になってしまいます。

 

 

 

2-2.対処方法

 

できるだけ早く改修、補修することをお勧めいたします。

 

この段階では塗装による改修、補修は難しい場合が多いと思われます。ひび割れなどは、新材に取り替えるか、シーリング処理でということになるでしょうが、新材は形状その他の違いで難しい場合が多く、シーリングは耐久性に難があります。

 

また、金属部分のザビは、進行具合によっては、腐食がひどく穴が開いているような場合も多く、塗装はもちろん無理な状態で、新たな部材と交換するしかないでしょう。

 

こんな状況とき、選択肢としては2つあり、ひとつ目は、既存の屋根材をすべて解体撤去し、新しい屋根葺き材で葺き直すというものです。
もちろん、材料は新品なので、新築時の状態に一番近い状態に回復できます。
次の選択肢は、既存の屋根葺き材を残したまま、その上から新しい屋根葺き材で覆う形で葺きあげる、カバー工法です。
この工法のメリットは、何と言っても解体工事、処分費がほぼ発生しませんので、余計な出費を抑えることができるとともに、工事期間も短縮できます。

 

また、二重に屋根を葺くことになるため、夏涼しく冬暖かい住まいにバージョンアップすることにもなりそうです。

 

環境とお財布にやさしい工法ということにもなるでしょう。

 

3.屋根下地材が腐食している場合

130800_N邸_01 屋根下地材・合板の状態が、屋根葺き材の茸替えに耐えられない、または工事が困難な状態です。

 

下地材・合板が雨漏りや、湿気、場合によってはシロアリによる被害などで、フカフカした状態やボロボロにになっている状態であり。

 

雨漏りの場合などは、すでに屋根を支える垂木や母屋といった大切な部材にまで被害が及んでいる場合もあります。

 

このまま放置すると、屋根全体が折れたり、凹んだりして、ちょっとした外力(強風や積雪)でも倒壊、崩壊する危険性をはらんでいるといえます。

 

このような場合は、大至急専門家にご相談されることをお勧めいたします。

 

3-2.対処方法

 

このように下地が傷んでしまった場合は、既存の屋根葺材は撤去した上で、まず下地適正な状態に補修・改修しなければなりません。

 

その後、新しい屋根葺き材で葺き上げるのが一般的な手法と言えますが、和瓦葺きの古い建物等の場合は、その趣も活かしたいということで、わざわざ古材を再利用して改修するという選択肢もあります。
ただ、やはり家そのものも古くなってきている中、できれば、できるだけ軽い屋根葺き材で仕上げるのが、家に与える負担も少なく、地震時などの耐震性も向上します。

 

140100_K邸_03 今は金属製の屋根葺材も性能、機能、見た目もよくなってきていますのでお勧めの屋根葺き材になります。
以上、大きく3段階にわけて改修の目安、判断基準について描かせていただきましたが、とにかく痛みがひどくなるまえに手をいれて適正な状態を維持していくというのが、もっとも大切なことであり、かつ長期的に見ても費用、コストの削減にもつながります。

 

屋根の上のことなので、見えにくい部分でもあり判断が難しいと思われますが、そのような場合は専門家にご相談されるのがいいかと思います。

 

悪質な業者にはお気をつけいただかないといけませんが、地域で長年営業しているようなお店なら、お客様に工事を無理強いするようなこともないかと思いますし、そのような業者ならきっぱり断るのが一番です。
大切なわが家と永く暮らすため、たまには屋根の様子も眺めてみてください。

 

 

屋根の補修・改修、葺替、塗装、もちろんカバー工法に関しても遠慮なくお問い合わせください。

中川住研三田営業所 TEL.079-568-0375 まで。

篠山市、三田市周辺のお客様の場合、比較的に早めにお伺いすることが可能です。