中古住宅改修費にフラット35

中古住宅改修費も借り入れ可能に フラット35で

2014.8.12 47NEWS 共同通信

 

「国土交通省が、個人が中古住宅を購入してリフォームをする場合、購入費に加え、改修費も長期固定金利型の住宅ローン「フラット35」で一括して借り入れができるよう検討に入ったことが12日、分かった。」と新聞などで報道されています。

最近急に話題になってきた空き家、中古住宅対策のひとつと考えているようで、リフォームしやすくして、買いやすくし、市場を活性化を図ろうという趣旨のようです。

 

 

フラット35は住宅の購入などを検討された方には一度はお聞きになられたことがあるかもわかりません。昔は住宅金融公庫として知られていた住宅金融支援機構が民間金融機関と提携して貸し出す最長35年の住宅ローンの名称です。

現在、住宅の購入費には活用できるのですが、リフォーム工事の費用については対象外となっており、一定のニーズがあっても購入者は、自己資金を用意しておくか、民間金融機関から別途、借りる必要がありました。

 

そのため、今回中古住宅の売買時に行われることが多いリフォーム工事も対象として加えることにより、流動化、活性化を促進しようと考えているようです。

また、国土交通省はこのフラット35関連の見直しのほか、不動産業者がリフォームして販売する目的で中古住宅を買い取る場合の不動産取得税の軽減なども検討しているようです。

 

今までは新築優先で動いていた国の政策がここにきてようやく中古住宅にも向き始めたようですが、人口減少社会、住宅などの建物が有り余る時代に入った今、当然の動きなのかもわかりません。

せっかく建てた住まいが、次世代に引き継がれ、うまく活され続ける社会になるといいですね。

 

*フラット35に関する情報は、こちら。

 

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*その他、弊社関連の一級建築士事務所において、フラット35(中古住宅)の適合証明業務、既存(中古)住宅現況検査(インスペクション)業務、耐震診断・改修計画の策定業務等のご提供をさせていただくことが可能です。

中川住研三田営業所 TEL.079-568-0375 まで。

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