今回は、三田市で管理させていただいている空き家の軒先鉄板の塗装工事をさせていただきましたので、ご紹介させていただきます。
写真は、塗装工事前の状況です。
ご覧のとおり、まだまだ、錆びてしまって、どうにもならないという状況でもなく、一部に錆の状況がみられるものの、まだしばらくは大丈夫かなといった感じです。
ただ、そう言ってしばらくこのまま放置しておいたら、次に気づいた時には、錆だらけで塗装ではどうにもならいということになったりすることが多いです。
工事の適切なタイミングを判断するのは難しいですが、やはり何か気になったり、気づいた時には、専門家と相談してみるのもいいのではないかと思います。
相談したからといって、無理に工事を進めて来たりする業者は、断ればいいだけですしね。
ちなみに、こちらの写真は、同じ建物の波板鉄板で葺かれた屋根が大きく錆てしまっている状況です。
もう少し前なら塗装で済ませればよかったと思うのですが、ここまで錆びると葺き替えたほうがいいのではないかということで、しばらく経過観察しつつ、葺き替え時期を待つこととしています。
塗装で済めば維持費用は安くつくのに、ついつい放置して、結局葺替が必要になって大きな出費につがなることが多いのですが、早め早めのメンテンス、維持管理はほんとに大切。
お財布にもやさしいはずです。・・・これ、一番大切?(笑)
ということで、今回は空き家でもあるので、余計に気をつけて維持管理しておかないといけないということから、お施主様とご相談の上、この状況で一度塗装させていただいただくことと致しました。
そして、清掃などの下地処理を経て塗装工事が完了したのが、ご覧の写真です。
つやあり塗料なのと、まだ塗りたての部分もあったので、ちょっと光り過ぎかなとも思いますが、すぐにおちついてきて、建物にも馴染んでくれるのではないかと思います。
ちなみに、使用した塗料は、作業時間や費用なども考慮して錆止め入りの高耐久アクリル樹脂塗料になっています。
ほかにも、もっと耐久性の高い塗料や、様々な機能を持った塗料が販売、施工されるようになってきましたが、軒先部分の鉄板であること、そして空きや状態の建物であることなども考慮、検討した上で選択しました。
また、当初予定外ではあったのですが、瓦屋根と外壁が接するところの雨押えの鉄板もついでに塗装することにしました。
たぶん、軒先の鉄板と同時期に施工されていたようで、表面の塗装も色褪せ劣化し、軒先と同じような状態だったので、現場判断で施工させていただきましたが、やはりとても綺麗になりました。
ほんとは、写真手前の金属成形板葺きの屋根や2階の庇なんかも気になるところですが、勝手に工事をどんどん増やすわけにもいきません。
状況をよく観察した上で、優先順位を判断しながら、お施主様のお考えなどを十分お聞きした上で、適切な維持管理を行わせていただければと思っています。
そうそう、今回雨樋もついでに点検しておこうと見ていた所、腐食して穴が開いてしまっているところを発見しました。
もう、そうとう古い雨樋なので仕方ないのですが、今のところすぐに大事に至る場所ではないので、お施主様にご報告させていただいてご相談させていただくことと致します。
ほんと、建物を良好な状態で維持管理していくのは大変ですね。
さて、こんな感じで、今回の塗装工事は無事完了しました。
弊社では、こういう小さなといっては申し訳ございませんが、小規模の塗装工事や補修、維持管理工事などもどんどんさせていただいております。
どうしても、いざ補修や修理をしようと思った時に、なかなかどこに頼んでいいのか?相談していいのか?ということが多いかと思いますが、そんなときには、ぜひお気軽にご連絡、お声がけいただければと思います。
弊社は、地域で長年お仕事をさせていただいておりますが、大手の業者さんのようにTVCMなんかをしているわけでもなく、新規参入のリフォーム業者さんのようにチラシをどんどん配りまくっているわけでもないので、残念ながらご存じない方が多いです。
ほとんど昔からお付き合いのある方や、口コミ、お客様からのご紹介でお仕事させていただくことが多く、数年から数十年、2世代に渡ってお付き合いさせていただくということも多いのですが、もちろんご新規のお客様も大歓迎です。
ちなみに、三田市のニュータウンなどでも、たくさんお仕事させていただいております。
空き家の管理から耐震診断・改修などなど、何卒よろしくお願いいたします。
空き家の管理、塗装工事のほか、お住まいに関するお問い合わせは、遠慮なく弊社までお問い合わせください。
中川住研三田営業所 TEL.079-568-0375 まで。
篠山市、三田市、西脇市、加東市、丹波市、神戸市北区周辺のお客様の場合、比較的に早めにお伺いすることが可能です。