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2014.06.14

木造住宅の耐震改修

 

こちらの影像は、 2010年に防災科研さんが、文部科学省「大都市大震災軽減化プロジェクト」の一環として、建築基準法が大幅に改正された1981年(昭和56年)以前に建てられた建売住宅の実大実験を行った様子です。

 

 

同じ形状の建物の片方を耐震改修した上で同じ振動を与えて比較しています。

 

どちらも外壁などは破損、脱落していますが、やはり決定的に違うのが1階が倒壊したかどうかですね。

 

とにかく倒壊しなければ命が守られる可能性は飛躍的に高まるはずですし、避難のための時間確保も可能になります。屋外に避難できるまでの時間稼ぎができることが大切なのです。

 

耐震改修には費用がかかるのは確かなのですが、今は行政による補助制度も充実していますから、ぜひ診断、改修をご検討いただきたいと思います。

 

また、部分改修といって屋根材の葺替なども補助対象となったりする場合があります。屋根のリフォームなどをご検討の際には、ぜひ耐震診断をしたうえで、うまく助成制度を活用されてみるのもいいかと思います。

 

兵庫県のわが家の耐震診断・改修事業による助成

・部分改修とは
1)「非常に重い屋根」を「重い屋根」又は「軽い屋根」に葺き替える屋根の軽量化工事
2)1階の四隅(出隅部)への耐震壁設置工事
3)1階出隅部の柱頭・柱脚における金物等による接合部補強工事

・簡易耐震診断で評点0.7以上1.0未満の場合に利用可能

・この部分改修を利用する場合は、計画策定が不要となります。

・補助額:対象となる工事費用の3分の1以内とし、80万円を上限とする

 

部分改修制度は、条件さえうまく合うのであれば使いやすく、効果的な制度だと思います。

 

また、その他各市町等による助成の加算が行われるところがあります。たとえば、三田市の場合は30万円を上限として助成が行われる制度があります。

 

最後に、耐震改修をお知り合いの業者さんなどにお願いされることもあるかと思いますが、その際はぜひ実施経験や内容を理解されているのかご確認ください。

 

耐震改修は通常の工事ではありませんので、別の知識と技術が必要です。また、助成金は、計画通りにきっちり工事や諸届け、報告が行われることが最低条件となります。

 

これらの工事監理や申請手続、報告書の作成等に不備があれば最後の最後に助成金が受け取れないまたは減額される場合もあると思われます。そのような事態になると大変なので、もし業者さんで対応しきれない時は、ぜひ専門家の協力をご検討ください。

 

少し費用が必要になりますが、生命と財産を守る大切な工事です。十分元はとれると思いますよ。

 

 

住宅の耐震診断、耐震改修、補強工事、助成制度等関しても、お気軽にお問い合わせください。

中川住研三田営業所 TEL.079-568-0375 または、お問い合わせフォームから。

篠山市、三田市周辺のお客様の場合、比較的に早めにお伺いすることが可能です。