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2017.03.23

雪の重みで屋根がポッキリ!

屋根に降り積もった雪 今年の雪は重いです。

春のような陽気・・・と、思ったらまだまだ冬のような寒さも。

 

 

でも、少しづつですが、確実に春らしくなってまいりました。

 

 

今年の冬は、近年珍しいほどの大雪が降る日がありました。

 

 

 

 

弊社が拠点とされていただいている兵庫県篠山市や三田市北部も大雪にみまわれ、多くのお住い、農業用のビニールハウスなどに多くの被害が出たようでした。

 

 

 

庇がポッキリ折れてます!

以前こちらでもご報告させていただいたとおり、特に瓦屋根の棟などに被害が多かったようですが、今回ご紹介させていただく事例では、鉄板葺き屋根から落ちてきた雪の重みに耐えられなかった庇が折れ曲がってしまったものです。

 

 

場合によっては、大きな事故にもつながりかねない事例ですが、今回は幸いにも建物の被害のみとどまりました。

 

 

 

 

1月の積雪時にお施主様からご連絡をいただき、現場を確認させていただいたのですが、ご覧のとおり大屋根からの雪が庇と物干場の屋根に積もってしまい、その重みで屋根の垂木自体が折れてしまっていることが軒裏から確認できましたが、屋根瓦の状況や被害の程度は、後日あらめて雪下ろしをしてから確認しました。

 

 

外観上は一部破損のようにも見えましたが、屋根瓦全体はずれてしまったり、棟は崩れ落ちてしまっていました。

 

垂木は確認できただけで十数本は折れている様子。

 

これでは、垂木の交換をしないといけない状況です。

 

 

また、既存の垂木の高さが小さいので、少し大きなサイズに変更するとともに垂木の間隔を既設より狭く設置して、今より強度を上げていく方向で修理するようご提案。

 

お施主様のご理解を得るとともに被害状況を確認の上、保険会社へ提出する図面と御見積、写真などを用意させていただきました。

 

少し工事費が高くなりましたが、保険会社のご理解もいただき、無事補修作業に着手させていただきました。

 

 

桁(けた)の上でポッキリ折れた垂木

落下の危険がありますので、細心の注意をはかりながら、瓦、野地板と撤去していくと、ちょうど桁のところでポッキリ折れ曲がった垂木が出てきました。

 

一番雪が積もっていたところを中心に十数本完全に折れてしまっており、その他も曲がってしまったり、部材が破損したりしているところがありました。

 

 

これが、玄関の上なんかだと、雪の重みで折れた屋根や瓦が落下して事故につながるという危険もあります。

 

今回はこれだけで済んでよかったのかも。

 

 

 

鉄製の母屋(C形鋼)も重みでたわむ

また、鉄製の物干場のC形鋼の母屋なども、雪の重みでグニャリとたわんでしまっていました。
鉄製のため折れてしまうこともなく、除雪後曲がりは軽減されました。

 

ちょっと母屋のサイズが小さいので、これほど雪が乗ると耐えられないですね。

 

ちなみに、ポリカーボネート製の波板は軒先が重みで折れ曲がってしまいました。もちろん雨樋もほとんど折れ曲がるか、脱落してしまっていました。

 

 

 

垂木のサイズアップで丈夫に!

写真は、工事中のものですが、既存の瓦や野地板、折れた垂木などをすべて撤去した後、新しい垂木を設置している様子です。

 

経年劣化による建物の歪みも考慮してできる範囲で修正しながら新しい垂木、野地板、そして瓦葺きと工事を進めていきます。

 

母屋は、茅葺屋根を菱形鉄板で覆ったものですが、垂木交換のためにケラバの鉄板を一度撤去しています。

 

 

 

 

今回は、見た目よりも内容重視ということで、垂木をワンサイズアップして、設置間隔も以前より狭くしました。

 

広小舞もしっかりしたサイズのものにしていますので、強度はぐっと上がったと思います。

 

 

最近は、雪がそれほど振らない地域ですが、少し山の中に入ると結構しっかりした造りになっていることが多く、昔のほうが雪に対して気を使っていたのではないかと思います。

 

 

屋根瓦を葺いて完成!

 

下地の修理が完成後瓦を葺き直して工事はほぼ完了です。

 

今回は、物干場の破損したポリカーボネート製波板の葺替、塗装、雨樋の修理なども引き続き行いました。

 

 

 

折れた垂木も丈夫に、そしてきれいに。

また、物干場の柱が経年劣化で腐食していたりしましたので、基礎補強もさせていただきました。

 

 

 

最近は、地震に対する話題が多くなっていましたが、今回のような雪害とあわせ台風雨などへの備えも大切です。

 

 

雪や地震に対しては屋根は軽いほうがいいですが、台風にたいしては重いほうがよかったりと、なかなか大変。

 

 

今回の工事は、無事完了です!

お住いの状況をよく観察していただきながら、何かお気づきの点や、不安があれば、専門家にご相談いただくのがいいかと思います。

 

 

その際、無理やり修理や補強を進められるようなことがあれば、きっぱり断って、少し冷静に考えられてから工事にかかわれることをお勧め致します。

 

 

何も熱心な業者さんが悪徳業者ばかりというわけではありませんが、工事費はそれなりにかかるものですから、焦って失敗するよりも、よくご相談いただいてご納得いただいてからがいいかと思います。

 

お施主様と工事をさせていただくものがいい関係になるといいですね。

 

 

 

 

今回は、残念がらお住いに被害が出ましたが、様々な自然災害が多い日本です。

 

日頃から気を配りつつ、安全・安心に暮らしていくためにもお住いの点検、確認などをしていただければと思いいます。

 

ちょうど今からの春の季節はグットタイミングです。

 

お天気の良い日、雨・風そして暑い季節のまえに一度じっくりお住まいを眺めてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

屋根の点検・補修などに関しましても、お気軽にお問い合わせください。

中川住研三田営業所 TEL.079-568-0375 または、お問い合わせフォームから。
篠山市、三田市周辺のお客様の場合、比較的に早めにお伺いすることが可能です。