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2014.11.13

庇の補修工事

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すっかり秋になりました。

 

弊社の拠点である篠山市三田市付近は、秋の紅葉が始まりました。

 

この付近は、杉や桧の人工林が少なく、里山環境が残っており、様々な広葉樹が多いので、秋は一年のうちでもベストシーズンといえるほど、空気も澄み渡り、綺麗な風景を楽しむことが出来ます。

 

さて、今回は少し変わったというか、普段はあまりご依頼のない補修工事についてご紹介させていただきます。

 

 

最初の写真は、小綺麗な洋風住宅の1階に取り付けられた庇の様子です。

 

ぱっと見た目は、そんなに傷んでいるようには見えなかったのですが、近くで観察し、少し触ってみると、庇の破風板(側面の白く、実際はグレーなのですが塗装された部分です)の出隅(カド)部分がすでに腐っていることが確認できました。

 

表面が塗装されているため、中の木部が劣化していることがわかりにくかったようなのですが、全体的に劣化しているというのではなく、庇の出隅部分のみ、先端から6cm程度までだけが腐っており、ほかはまだまだしっかりとしているようでした。

 

このように木製の破風板が傷んだり腐ったりしたている場合は、撤去交換されることをお勧めするのが普通で、上から塗装しなおしても下地をなおしておかないとなんの意味もないということになってしまいます。

 

その際は、一部腐っている部分のみ撤去交換するか、全て新しく破風板部を撤去交換するということなります。

 

ただ、今回は以上のような様々な補修方法等を説明、ご提案させていただいた中、お施主様が選択されたのは、破風板部を金属板で覆ってしまうという方法でした。

 

この方法、和風の建物などで銅板で覆ってあったり、少し古い建物などでも見ることができるのですが、洋風の比較的新しい建物の補修などでは、弊社でもあまりやったことがないものでした。

 

今回、選択肢のひとつとしてご提案したところ、既存の外壁、軒天等を傷めない工事であり、簡易に木部を撤去交換するような工事よりも、長期的に見ていいのではないかということで選択されたのでした。

 

どうしても撤去交換の際にその取り合い部分を傷めることになるのですが、それを避けてほしいとのお施主様のお考えによるものでした。

 

 

工事に使用した金属板、鋼板は、塗装ガルバリュウム鋼板で、既設の庇の形状、寸法に合わせて事前に弊社で加工した上で現場で微調整し取り付けさせていただきました。

 

御存知の通り、ガルバリュウム鋼板は、サビ等に強いということで選択されました。

 

 

IMG_0733_01 破風板の木部はすっぽり覆う形にしましたが、少し隙間を開けて湿気も抜けるようにはしています。

 

既設の外壁や軒天部との取り合いはシーリングすれば仕事も楽で綺麗になるのですが、それほど長い間持つものでもないので、できるだけ頼らず、最小限にとどめています。

 

既存庇の屋根部の鉄板も塗装が劣化してきていたのですが、こちらは弊社でアドバイスさせていただきながら、お施主様自ら塗装工事を実施され、ご覧の通り綺麗になりました。

 

お施主様は、非常に勉強熱心な方で、今回の工事についてもいろいろと調べられたり、塗装についても様々な塗料の性質、特性をご理解された上で、ご自身で施工、メンテナンスしやすい方法を選択されていました。

 

弊社としては全てをお任せいただいたほうが工事管理もやりやすくありがたいというのがあるのですが、簡易な補修やメンテナンスをお施主様自ら取り組まれるというのは、大切な家にとってはとてもいいことだと思います。

 

出来る部分はご自身で取り組んでいただきつつ、専門的な知識や技術が必要な部分、お時間がない場合などに弊社のような専門業者へご依頼いただけると、末永く、安全・安心に暮らしていただくことにつながることでしょう。

 

さて、今回のような工事は、あまりないと最初に書きましたが、お住まいの修理や補修についても様々な工法、ご予算、その他お考えなどに応じて、いろいろと選択肢があるのですが、それに対応できる施工業者、職人さんは減りつつあるようです。

 

弊社では、お施主様のご希望をお伺いしながら、お施主さまにとってベスト、またはベターな選択肢でお答えできるように今後も取り組んでまいりたいと思います。

 

 

庇や屋根の補修などに関するお問い合わせは、遠慮なく弊社までお問い合わせください。

中川住研三田営業所 TEL.079-568-0375 まで。

篠山市、三田市、西脇市、加東市、丹波市、神戸市北区周辺のお客様の場合、比較的に早めにお伺いすることが可能です。